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 私は警官だった。
人肉を食らうような奴を追っている。
私は仲間と共にそいつを追い詰める事ができた。
なんとか数人がかりで押さえつけると、仲間の一人がハサミでそいつの口を切り裂いた。
何度も何度も頬や唇、鼻がなくなるまで。
肉片が私の着ていた白いシャツに飛び散る。
赤く染まるシャツに私は悲鳴を上げる。

一度目が覚めた。
まだ4時だ。
冷房をかけもう一度眠る。

 やはり私は警官だった。
地面に不可視の歪ができその上を通るものは飲み込まれる。
自転車で通り過ぎる中年の女性は私の目の前で地面に落ちていった。
片足だけ堕ちてしまった小学生がもがいていると自動車がそれを轢き殺し
その自動車もまた地面に落ちていった。
 私は仲間と共にビルの一室にいた。
窓の大きい何も無い部屋だ。
灰色の男が空から降りてきたいつの間にやら部屋の中に入り込み、
次々と布?のようなもので仲間を覆いグロテスクな何かに変えてしまう。
私は逃げようとしたが部屋には扉が無い。
私以外の全員が生きた何かの塊に還られてしまった時、窓の外から土煙があがった。
空は急激に赤く染まり東京タワー程ある巨大な灰色の男が
物凄い速度でビルをなぎ倒しながらこっちに向かってくる。

そこから先は断片的なものしか出てこなかったが
地球はどうやら死んだらしい。
正に世界の終わりだった。

こえ~。
なんて怖いんだ。
きっとこいつによるものだ。
http://jp.youtube.com/watch?v=P0AZIFmkogY

夢でよかった。

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いったことのない近所のラーメン屋に行きました。
内装はきれいなんだけど前を通るといつもお客さんはいません。
案の定私だけです。
で、醤油ラーメン食べてたんです。
待つ事数分運ばれてきたそれにはチャーシューが入ってませんでした。
あ、ねーや。
と思ったけどそういうものなんだと思っていたら完食間近、
奥さんがチャーシューを持ってきました。
「最近コーラやめたんだけどそのせいでおかしくなってるのね、あの人。」
「よく忘れるのよ、ごめんね。」
作った主人は照れ笑いを浮かべてた。
なんだか私も照れた。
でも気まずくなく優しい雰囲気というか、うーん、人に優しくあれ、と思えたのです。
こういう気分は岡山に行って以来、いや東京ではじめて味わいました。
人間って良いもんだ。

そういえば我ながら更新頻度が尋常じゃないです。
喋るか綴るかしないと考えが上手にできない性分で。
昨日は呑み過ぎて仕事に行けなかったので明日よりちゃんと行こうと思います。
終わり。
窓から差し込む午後の斜陽に恍惚と涎を垂らさんばかりに呆けていると
薄暗い私の部屋の暗がりからフトアゴヒゲトカゲが出てきました。
彼は私に撫でて貰おうとしているのか体をあっためているのか
全身をピンと天井に向かって伸ばし目を細めています。
寝過ぎで凝り固まった体をベッドから引き剥がしざらつく肌に触ろうとすると
あたり一面に彼の餌のコオロギが飛び跳ねていました。

おぞましい夢でした。

d.JPG










夜の街角で積み上げられた袋。
それだけでそれ以上でもそれ以下でもない。
ならば何故撮ったか。
何故今それを見詰め、何故私は良いなと思い、何故その場所じゃなきゃ駄目なのか。
何故か?

下らない陳腐な悲壮感を顔一面に浮かべマスメディアをこき下ろし
自分が世界で唯一の基準であるかのように振る舞い
社会・文化・国・環境・世界に内包されている自らを省みない。
全体を把握しようと努めない。
"感情"を高く掲げ「これが私だ!」と叫び、
"表現"を隠れ蓑にわかりきった事を人心及ばぬ神のお言葉へと昇華させる。
当たり前の意欲を、創造するという事を足場も無い高みに連れて行く。
伝えたいだけじゃ駄目なんだろうか。
駄目なんだろう。
日々勉強せねば。
写真だけでは伝わらない、心だけでは伝わらない。
あらゆる手段を知り、使い、伝えなくちゃ。
届いて欲しい人がいる、知って欲しい事がある。
それを伝えるにはどうすればいいか模索せねば。

「届け、心。」と映画バベルでもいっていました。
届かなかったけど。
菊池凛子はブラッドピットとファミリーになれたと会見で言っていたのに
映画で一度も絡まなかった事が思い出されます。
ファミリーと恐れずに発言した潔い菊池凛子。
ね。凄いね。

おえん、よ。
いろんな事が。
はぁ~。

著:A・モラヴィア
訳:大久保昭男

 アゴスティーノには若く美しい未亡人の母がいた。
彼は湖に泳ぎに行く度に男達の羨望の眼差しが母に注がれていると感じ
誇らしく思うと同時に母に幼い憧憬を抱いていた。
 ある時いつものように母と泳ぎにでると若々しく逞しい青年が彼女に手を差し伸べる。
頬を染める母、いつもと違う母に少年は苦々しい気持ちで一杯だった。
それ以上に青年に対しては怒りすら抱いていた。
 それからというもの青年とアゴスティーノと母の三人で湖へ出かけるのが日課となった。
アゴスティーノは何かと理由をつけてそれを断った。
それというのも3人でいると何か自分にはわからない熱い言葉、魔法の呪文を男と女は語り、
まるでアゴスティーノはそこにいないかのように扱われるからである。
 彼の不快感は態度にも露骨に出るようになり、母は彼に平手打ちを与える。
熱い頬を抱きながら脱衣所で泣いているとかくれんぼをする漁師達の子供が入ってきた。
身なりは貧しく荒々しい目つきをした子だった。
 自分とは全く違う彼にアゴスティーノは惹きつけられ彼の世界にその身を投じるようになる。


いや~良かった。
めざめ・反抗の二篇がはいってるんですが「めざめ」はよいですね。
今までのアゴスティーノの揺り動く純粋さとか細さが身を委ねていた現実から逃げ出し、
漁師の子供達の粗野で残酷な現実を知りそして惹かれ、
それにもなじめない自分と衝突する様。
あ~良い。
売ってたら読んでみて下さい。
古本屋ならあるかも。
もしくは大きな本屋でハードカバーならあるかなぁ?

評価:★★★★☆

c.jpg










まさかカウンターが回っているのは私の仕業?
寂しくなってきました。

あ、知ってました?
右下に小さくコメントってありますよね?(PCで見てる方)
見えます?
そうそれです。
では、押してみて下さい。
コメントが書き込めますよね?
凄くないですか?
使わない手はないなぁ…と。
ね?

さて写真です。
この写真、何に見えます?
答えは墓地です(たしか)。
以前アップした写真は精神障害を持つ男性です。
私のプロフィールの写真も障害を持つ女の子です。
それを知った上で見て頂くと
多かれ少なかれ自分の持つ偏見をしれるんじゃあないでしょうか。
私は写真を使い自分を不安にさせる因子を傲慢にも世界から採集して
不安や強迫観念の全体像を把握しようと努めてるんです。

そして今日、私は思いました。
フトアゴヒゲトカゲ飼おうかな、と。
プロフィール
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WE
年齢:
41
性別:
非公開
誕生日:
1982/09/14
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